枝垂れ桜に舞う蝶

「桐葉さん……?考えはまとまりましたか?」


どうやら、私が考え込んでいるのを見て沈黙していてくれたらしい


「ここは蓮華院神社ですよね?建物の感じが似ていますし」


「そうです、でも違うのはここが私の家だということ」


「!?それって………!!」


「そう、約150年後の世界。

……………総司、猫が喋ってるのは可笑しいから極力私以外の人がいる前で喋らないで下さい」


頷く総司を了承ととる


「じゃ、今から人呼ぶからよろしくお願いします」


私は総司を腕に抱えて社の中へ入る

そしてめいっぱい息を吸い込み声を張り上げた
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