枝垂れ桜に舞う蝶

「すまん……………」


「はいはい、もういいから………取り敢えず出てけ」


呆れて私はガックリ肩を落とした


「夜中にっ!!例え妹であっても女の子の部屋に入って来るなッ!!分かった!?」


「分かった分かったから」


私は楪の背中を押して部屋から押し出した

はぁあ、いつ見ても…………………

嵐のようなやつだなぁ~楪は

楪にすれば3日でも

私にとってはほぼ1年なんだけどねぇ

楪は毎日といっていいほど私にくっついてたわ……………

ウザいのは槙と一緒で

というか、気にしないようにしてたもんなぁ

久しぶりだとどっと疲れる………
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