枝垂れ桜に舞う蝶

呆れ顔の榛輝に反論する


「猫には事情があるの!気にしないでよ」


「じゃあ、狐は?」


「んーと、この神社の眷属」


「あーはいはい。真面目に答える気がないのか」


ため息をつく榛輝 

えー、珍しく正直に言ったのに

まぁ、現実主義者のこいつが信じるとは思わなかったけど


「まぁ、私の知り合いの子だよ。アルビノ体だと思って頂戴」


私は苦笑をする

そして、もう1つ質問をした
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