枝垂れ桜に舞う蝶

「3馬鹿~!出来ましたッ!運んで下さーい」


勝手場の外へ向かって言う

3人は言い付けを守り近くにいたようですぐに来る


「おぉ、やっぱり、桐葉の料理は旨そうだ」


「はいはい、ありがとうございます。だからといってつまみ食いは止しなさい」


伸ばした佐之さんの手を容赦なく叩く


「痛ぇーな」


「誰が悪いんでしょう?誰が」


「………俺でした」


私は料理を渡しながら、それでいいと言う
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