枝垂れ桜に舞う蝶
ため息をつきながら言う
「蓮華院社の土地神はお酒好まないようで、朧は代わりに貰ってるんですよ」
ねーと私は朧に笑いかける
呆れた顔をされました
「はいはい、これでいいですか?立ち入り禁止ですけど片付けをしてくれるなら
一時的に解禁して上げます。一人一本なら持っていっていいですよ。今回だけですけど
あ、朧はお酒続けていいですよ」
私は朧を放す
彼はまた酌を再開する
「じゃあ、行きましょうか」
私は勝手場に向かった