枝垂れ桜に舞う蝶

「そやかて、多ないか?」


「ええやんか、男衆こんだけおって何弱音吐くんや」


楪が言うので反論する

もちろん当然必然的に楪達に持ってもらう

大事な荷物係使わんでどうする


「さいですか」


楪は項垂れる

榛輝は呆れ顔

槙はやっぱりかぁと呟く


「そんじゃまぁ、お暇します。
楸はん、ありがとうなぁ。えらい助かったわ」


「あぁ、また来てな」


私は立ち上がり楪達もお神酒を持って立ち上がる
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