枝垂れ桜に舞う蝶
取り敢えず黙れ
そんな気持ちを込めて酒を注ぐ
あんまり下手なこと言われると収集がつかないんだよ
特に身内ども
こりゃものすごい面倒だ
それを区切りに近藤さんと真剣な話を始めてほっとする
あー、大体の遊女はこれを聞いても意味なんて分かりゃしないし聞かないのが美徳なんだろうなー
でも、意味も分かるから聞いちゃうよね
なかなか政治を聞いてるようで楽しい
「さて、そろそろ帰るか」
「そうですね、今夜はありがとうございました」
慶喜の言葉に土方達も立ち上がる
やっと終わるー
慶喜のこともあるけどそれ以上にこの服重たいんだってば