枝垂れ桜に舞う蝶

屯所まで

               沖田side



「いいですよ?」


疑問形ですね……………

まぁ、屯所まで来てくれるみたいですしいいです

それにしても先程の瞳は何だったのか

今は跡形もなくなり、その瞳は無邪気に光りを宿していた

あ、名乗り忘れていますね

まず、僕から


「名乗っていませんでしたよね?僕は壬生浪士組、1番隊組長沖田 総司です」


あれ、何故驚いているのだろう?

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