枝垂れ桜に舞う蝶

「…………沖田さん、此処ですか?」


前を行く沖田さんが止まったので僕は聞く


「はい、二人で一緒に使ってくださいね。それと、槙さんももう寝た方がいいですよ?疲れているでしょう」


「あ、はい。分かりました」


僕は担いだ桐葉を一旦部屋の壁に凭れかからせる

そして布団を敷き、桐葉を寝かした

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