Secret Book ~放課後2人時間~
「…っな!君たちまで…」






父親はそう言ったと思ったら晴輝の腕を振り払って逃げ出した。







「1人になんなよ。危険だって言ったじゃん。」







「私達が優良のことどれだけ探したと思ってるの!」






目に涙を溜めた優奈に抱き着かれて息がし辛いけど…






嬉しかった。







「…ありがとう。」







素直に気持ちを伝えた。







このままずっと殴られ続けてたらあたしはどうなっちゃってたのかな。





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