Secret Book ~放課後2人時間~
「月見里?なんで泣いてるんだよ…」






恭也がすぐ駆け寄ってきてくれた。







「晴輝の検査結果…晴輝が本当のことを言ってくれないの!あたし頼ってほしかったのに…!」






晴輝に頼りにされてない。






あたしじゃ力になれないのかな。






ベンチで泣くあたし。






そんなあたしの頭を恭也は優しくなでてくれた。







「恭也。あたしどうしたらいいのかな…どうしたら晴輝を守ってあげられる?」







恭也はあたしを優しく抱きしめた。







慰めるために…






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