Secret Book ~放課後2人時間~
晴輝に電話をかけて、“話をしたい”とだけ伝えた。






「優良……」






「晴輝、あたしを頼ってよ。晴輝の力になりたいよ。」






本心を伝えた。






あたしの素直な気持ち。







「これを言えば優良に捨てられるかもしれない。どこかに行ってしまうかもしれないって思ったから…」







あたしはどこにも行かないよ。







「あたしは晴輝の傍にいるよ。約束する。」







「じゃあ…びっくりするんじゃねぇぞ。」







びっくり…?





< 194 / 264 >

この作品をシェア

pagetop