Secret Book ~放課後2人時間~
「親の言うことを押し切って優良に会いに来た。俺の初恋なんだよ。」






あたしに会うために……?





「はっ…るきっ……あたし晴輝がいなくなっちゃ嫌だよ……」






晴輝…






お願い。あたしが一生守るから。







「いなくならないでよっ…!」







晴輝は泣き顔でそっと微笑んだ。







「優良を残して逝かねぇよ。」







「あたし、晴輝とずっと一緒にいるからね!」







そう言って晴輝を抱きしめた。





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