Secret Book ~放課後2人時間~
「優良はさ、好きな奴とかいねぇの?」






好きな人…






頭にはあの彼の綺麗な文字が浮かんだ。







だけど慌てて首を振る。







「そ、そんなの、い、いないよ!」







いっぱいかんでしまった…








「そっか…」







目の前の晴輝はなんだか寂しそうで悲しそうな顔をした。








「ど、どうしたの?」








辛い事でも思い出したのかな。と思って。







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