あなたの隣に私はいない。
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「マネージャー!
ボトル空んなってる!」
入部が決定して1ヶ月くらいたち、大分マネージャー業が肩についてきた頃。
マネージャーの先輩がいなかったということもあり、思っていたほど大変でなく、バスケを楽しそうにしている部員たちに見惚れていることが多くなっているこの頃。
今のように先輩たちに声をかけられてから気づくことも多くなってしまっている。
たるんでるな、と感じながら
「すいません!
今やります!」
と駆け足。
1ヶ月でたるむとは正直情けない。
気を引き締めなおさないといけない。
他に何か新しい仕事でも付け足せばマネージャーらしくなるかな?
なんて思ったりする。
そんなこと思うくらいなら与えられたことを先に完璧にこなさなければならない。
ちゃんとしなきゃと自分に渇を入れた。