《詩集》虚構の復路
唯々諾々
『唯々諾々』
機械化された頭の中の
ユーザーはとある誰か
操られてると知ってても
どうせこの手では止められない
残酷なアイロニー
残渣のような僕の価値
脳のシナプスが焼き切れるまでは
何処までも従順な友でいよう
そして何時か
虚構に溢れた世界から
逃れる道を見つけられたなら
名も知らぬ第三者に
伸ばした手を掴んで欲しい
込み上げる何かを消化して欲しい
それを希望と言うんだろうか
機械化された頭の中の
ユーザーはとある誰か
操られてると知ってても
どうせこの手では止められない
残酷なアイロニー
残渣のような僕の価値
脳のシナプスが焼き切れるまでは
何処までも従順な友でいよう
そして何時か
虚構に溢れた世界から
逃れる道を見つけられたなら
名も知らぬ第三者に
伸ばした手を掴んで欲しい
込み上げる何かを消化して欲しい
それを希望と言うんだろうか
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