《詩集》虚構の復路
明日
『明日』
不貞腐れた犬のような横顔
聞き慣れたはずのフレーズに
未だに傷付いてる君は
気にすることないだろって
僕の陳腐な慰めに
眉を下げて唇を噛んだ
悪意に囚われる前に
雑音を振り切って
壁を取り去って
遠い何処かへ行ってしまおうか
閉ざされた箱の奥で
空を睨んで雨を待つ日々
それじゃもう足りないから
やっぱり二人で行ってしまおう
渇いた僕らを待ってるのが
生産性の無い明日だとしても
君が笑うならそれも
不貞腐れた犬のような横顔
聞き慣れたはずのフレーズに
未だに傷付いてる君は
気にすることないだろって
僕の陳腐な慰めに
眉を下げて唇を噛んだ
悪意に囚われる前に
雑音を振り切って
壁を取り去って
遠い何処かへ行ってしまおうか
閉ざされた箱の奥で
空を睨んで雨を待つ日々
それじゃもう足りないから
やっぱり二人で行ってしまおう
渇いた僕らを待ってるのが
生産性の無い明日だとしても
君が笑うならそれも