地味男の俺様ヤロー
かっ花梨!?
顔が熱くなったのを感じた
「なに、顔赤くしちゃってんの」
そう言ってクスクス笑っている
「なっなによ!急に呼ぼれたからびっくりしただけ!」
ほんと人を馬鹿にしてる!
「ほら、早く。」
そんな、いきなり!
「ヒ、ヒ、ヒロ…」
あれ!やばい言えない!!
「ん~まぁ、それで許してやる。スマホ。スマホ貸して。」
「はい!?」
さっきから次から次へと!
「絶対いや、何されるか分かんないし」
絶対嫌だよ!
「俺への恩を忘れたわけ?いいから貸せ」
あっ!
いとも簡単にヒロに取られてしまった
「はい。俺のアドレス登録しといたから俺が呼んだらすぐ来いよ。」
そして、席を立つヒロ
「あっそれとこの事は誰にも秘密な、じゃぁな、花梨。」
そう言い残して去っていった