本気の偽りの恋。


「いや、そうじゃなくて、気分が悪くて、
保健室行っていいですか?」

夢のことを思い出して涙がこぼれそうだ。
それを必死に抑える。

「そうか、確かに顔色が悪いな。
行って来い。」


「ありがとうございます。」

教室を出た途端に泣き出した。


声を押し殺しながら…

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