本気の偽りの恋。
新しい気持ち
放課後、私は部活に行こうとした時
また、爽やか君 涼 に会った。
「涼くんさ、待ち伏せ?笑」
「沙那先輩こそ、みはからってますよね??笑」
涼くんは不思議な雰囲気を持っている。
空気が穏やかで、でも、寂しそうで。
「沙那先輩。」
「なによ笑」
「泣いたんですか?」
あれ?しっかり冷やしたはずなのに
「なんで?笑」
「無理して笑ってる。」
そう言われた瞬間、涙がボロボロとこぼれてきた。
やだなー、そんなこと無いよ!笑
と言おうとしたのに、勝手に涙が出てきた。
「…ッ、ごめッ、」
「沙那せん「ごめ…ッん、部活、行くね…ッ」
私は涼くんから、逃げるように部室に行った。