奴隷vs王様
俺は、城の中で座って悩んでた。

すると、

「キング…出発の準備が出来ました。」

「…じゃあ、行くか。」

「はい。」

マジ
めんどい。


しかも、この家来の人数…
ハンパねぇ…。
そんなにも普通いらねぇだろう…。
たかがダインの水汲み場までだろ?

なんか、無駄が多すぎる…。



まじ、やってらんねぇー…。



俺は近くにいた名前も知らない家来に聞いた。

「なぁ…なんで、こんな人数なんだ?」

「キッ、キング…。キングは国のお方なので、もし何かあったら大変ですし…。」

「いろいろと、ごめんな?こんな大変な事させちゃって…。」

「えっ?いえ…これが私たちの仕事ですから。」


俺はその家来に微笑んで空を飛ぶ準備をした。

まぁ微笑むって言っても本当の笑顔で微笑んでないけどな…。
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