奴隷vs王様
俺はそう思っていた。
すると、
コンコン…
「どうぞ。」
「アンゼィ大丈夫?」
「お母様。どうしたんですか?」
「いや、アンゼィの様子はどうかな?と思って…。」
「…俺は、…俺は…。」
「大丈夫よ?言わなくても!それに、アンゼィなら今回の大会でよかったって思うわよ?」
「…えっ?どうしてですか?」
「それは教えられないわ♪…って言うより、私のカンかな?」
「カン…。ですか…。」
「頑張るのよ?」
「ありがとうございます。お母様。」
「じゃあ、また後でね!」
お母様は部屋を出ていった…。
…お母様がいっていた、
[この大会でよかったって思う]
ってなんだろう…。