奴隷vs王様
「俺は親父が死んですぐこのキングの位になった…。でも、俺はもっと遊びたかった…。初めてキングという位について、どれだけ親父が大変だったか…わかったんだよ…。俺は日々この位を悔やんだ…。だって、まわりには家来がたくさんいるんだぞ?そりゃ…なれれば大丈夫だと思うけど…俺は慣れれなかった…。いや、むしろストレスが溜まってばっかだった…。」
「…アンゼィ…。」
「だから、俺はふと思ったんだ…。」
「…何を?」
「普通の暮らしがしたい!ってね♪…普通の家で普通に好きな人と住んで…普通に働いて…。それが俺の夢だったんだ…。だから、俺はロンリィーと同じ気持ちなの!」
「アンゼィ…。ごめんなさい…。」
「ななななんで…謝るんだ?」
「だって…なにも知らないのに…こんな事言って…。」
「大丈夫!ロンリィーも大変だったろ?だからいろんな意味で俺達は同じようなもんだ♪」
「…グスン…。」
「泣くなよ…。」
俺はそっとロンリィーの涙をふいた…。