追いかけて抱きついて
好き
タッタッタッタッ
「はっはっはっ」
私はある人を見つけ、その人を追いかける。
「せ、先輩!!」
私はそのある人・・・目の前の男の人に声をかける。
背を向けているその人は、私の声に反応して振り向く。
「あの!先輩っ」
先輩はほんと綺麗だ。
先輩の綺麗な二重、綺麗な鼻筋、整った形をした唇。
シュッとした輪郭、さらさらした髪の毛。
足が長くすらっとした体型。
「好きです!」
毎日毎日、先輩に私は見惚れる。
そして胸が高鳴って・・・
先輩が好きだ、と嫌でも意識してしまう。