たった一人の甘々王子さま


部屋に入ったら、すぐにベッドの上に優樹を寝かせる。


「優樹、仲直りの続き....は此処でも良い?」


「えっ?此処って、なにするの?」


のぼせた優樹も可愛い。
浩司の理性はギリギリだろう。


「優樹に、俺の事をプレゼントする。だから、優樹も俺にプレゼント。ね?」


浩司の手は優樹の身体を包むバスタオルに触れている。



「も、今日は無理だよ........」


「俺も、無理。優樹、可愛すぎ。抱きたい。」


優樹を包むバスタオルが外される。
『ヤッ!』と、嫌がっても浩司には通用しない。


すぐに深いキスが与えられ、ベッドに縫い付けられていく。


優樹の口からは吐息や喘ぎ声しか出てこない。
浩司も優樹の全身に唇を這わせていく。


「優樹、もう妬かないようにいっぱい抱き締めてあげるからね..........」





お互いにヤキモチを妬いた二人は、日付が変わるまで身体を繋げ、思いをぶつけ合ったのだった。

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