【短編】執事はいつも主人のそばに
執事はいつも主人のそばに 1
これは遠くはなれた世界のお話
「"はる"お嬢様」
「わあっ!」
「おはようございます。」
「お、おはよう」
びっくりした!!
私は二階堂春(にかいどうはる)二階堂ホテル株式会社で社長をしている父、二
階堂雅紀(にかいどうまさのり)の娘で現在高校2年生
今日は日曜日で、学校もないし出掛ける予定もないから少しだけ遅く起きよ
うとしていたのに起こされた。
しかも執事に。