【短編】執事はいつも主人のそばに
執事はいつも主人のそばに 6
ガチャ
私が泣いているといきなり部屋のドアが開いた
!
ドアの方を見るとそこには佐久間さんが立っていた
「あ、お嬢様起きられ…」
佐久間さんが私の顔を見て驚いた
「お嬢様どうなさったのですか!」
佐久間さんは私に近づき、そう言った
私はそのとき、自分か泣いていることを思い出した
急いで涙を拭こうと手を目元にしようとしたとき
「わっ!」
いきなり佐久間さんに、抱きしめられた
「さ、佐久間さん! 」
佐久間さんを押し返そうとしても、すごい力で離れようとはしない