【短編】執事はいつも主人のそばに
執事はいつも主人のそばに 2
「お茶会です。」
「え、」
「やはり聞いていなかったようですね。」
お茶会。それはただ座って紅茶を飲むとてもつまらなく、私も大嫌いだ
「あの、それは、欠席な…」
「出来ません。」
うっ
「まだ、最後まで言ってないですけど」
「お嬢様の思っていることはすべてわかります。」
なら、もうちょい寝かせろよ!!
「もう少し寝かせてほしかった、と思っておられますね。」
え、!!
「い、いいえそんなことは決してあるはずがないではないですか」
「どっちですか」
「あーもういいですから、すいません。すいませんでした。着替えるんで出
ていってもらえますでしょうか」
「かしこまりました、お嬢様」
ガチャ