病愛。【完】
病度Lv3
夜が明けて…次の日がやってきた。
私は目を覚ますと大きく深呼吸をした。
一晩たっても思い出す…
あの時の恐怖。
やっぱりアレは明らかに前の恭平じゃない。
小さい頃からいつも自分中心で俺様。
けれど…仲間には優しかった。
真の面倒もちゃんと見てたし…
確かに私は恭平が昔から嫌いだったけど…
好きなところもたくさんあった。
でも…今の恭平には私が好きだと思うところなんて一つもない。
だって私の命を奪おうとした…そんな人を好きになれるわけない。
颯や真のことも傷つけて。
そんな人を許せるわけがない。
私を自分だけの人形にしようとした人を、彼氏だなんて言えるわけがない。
私はそこまで考えるとため息をついた。
やっぱり恭平はおかしいんだよ…
私は1階へとおりた。
そこには真がいた。
「おはよう。」
「おはよう。」
いつものあいさつを交わして朝食ができるのを待つ。
「昨日は助けに来てくれてありがと。」
私がお礼を言うと真は
「…じゃあもう恭平の家に簡単に上がるな。」
真はこちらを向いて真剣に私の目を見つめる。
そこで朝食をお母さんが持ってきた。
真。
私と恭平はいとこなんだよ?
いとこ以上でも以下でもない。
兄弟みたいな存在だったんだよ…?
ねぇ。前みたいな関係に戻ることはもう不可能なのかな?
私は目を覚ますと大きく深呼吸をした。
一晩たっても思い出す…
あの時の恐怖。
やっぱりアレは明らかに前の恭平じゃない。
小さい頃からいつも自分中心で俺様。
けれど…仲間には優しかった。
真の面倒もちゃんと見てたし…
確かに私は恭平が昔から嫌いだったけど…
好きなところもたくさんあった。
でも…今の恭平には私が好きだと思うところなんて一つもない。
だって私の命を奪おうとした…そんな人を好きになれるわけない。
颯や真のことも傷つけて。
そんな人を許せるわけがない。
私を自分だけの人形にしようとした人を、彼氏だなんて言えるわけがない。
私はそこまで考えるとため息をついた。
やっぱり恭平はおかしいんだよ…
私は1階へとおりた。
そこには真がいた。
「おはよう。」
「おはよう。」
いつものあいさつを交わして朝食ができるのを待つ。
「昨日は助けに来てくれてありがと。」
私がお礼を言うと真は
「…じゃあもう恭平の家に簡単に上がるな。」
真はこちらを向いて真剣に私の目を見つめる。
そこで朝食をお母さんが持ってきた。
真。
私と恭平はいとこなんだよ?
いとこ以上でも以下でもない。
兄弟みたいな存在だったんだよ…?
ねぇ。前みたいな関係に戻ることはもう不可能なのかな?