病愛。【完】
私は駅前の公園で恭平を待っていた。
そういえば恭平と会うのは…真の風邪以来。
あの恐怖のカクレンボ以来だった。
私は集合30分前に来て待っている。
私は恭平より下手には回りたくないのだ。
集合時間よりすごく早く来るのは当然のこと。
「最近冷えてきたな…パーカー着てこればよかった。」
私はTシャツにジーパンというシンプルな格好。
だってデートだからってオシャレすると恭平が調子に乗るから。
普通の格好のほうがいいと私は思ったのだ。
10分前。
恭平がようやくやってきた。
「おはよ。」
「おはよう。」
そんなあいさつを交わした後…
「なぁ。デートなんだから…もっとオシャレしろよ?」
恭平はいきなりそう突っ込んできた。
なので私は無表情で
「私はデートだなんて思ってないから。」
と言ってみる。
「可愛くねぇな。」
「大きなお世話よ。」
まず…
私はなんで一番嫌いな、いとこと付き合ってるの?
確かにいとこ同士が付き合っちゃいけないなんて法律はない。
それに…いとこと結婚しても法律違反にはならないのである。
問題はないのだ。
私はため息をついた。
私と恭平の血のつながりって…
「本当に厄介だわ…」
私は小さな声でそうつぶやいた。
そういえば恭平と会うのは…真の風邪以来。
あの恐怖のカクレンボ以来だった。
私は集合30分前に来て待っている。
私は恭平より下手には回りたくないのだ。
集合時間よりすごく早く来るのは当然のこと。
「最近冷えてきたな…パーカー着てこればよかった。」
私はTシャツにジーパンというシンプルな格好。
だってデートだからってオシャレすると恭平が調子に乗るから。
普通の格好のほうがいいと私は思ったのだ。
10分前。
恭平がようやくやってきた。
「おはよ。」
「おはよう。」
そんなあいさつを交わした後…
「なぁ。デートなんだから…もっとオシャレしろよ?」
恭平はいきなりそう突っ込んできた。
なので私は無表情で
「私はデートだなんて思ってないから。」
と言ってみる。
「可愛くねぇな。」
「大きなお世話よ。」
まず…
私はなんで一番嫌いな、いとこと付き合ってるの?
確かにいとこ同士が付き合っちゃいけないなんて法律はない。
それに…いとこと結婚しても法律違反にはならないのである。
問題はないのだ。
私はため息をついた。
私と恭平の血のつながりって…
「本当に厄介だわ…」
私は小さな声でそうつぶやいた。