病愛。【完】
…ここはどこ?
目を開けた私は暗い部屋にいた。
電気がなく、かろうじで窓から入ってくる光が灯りになる。
確か私、恭平にキスされて…
それから何かの薬を飲まされて…
そこからは覚えていなかった。
私はとにかく動こうとした。
…しかし。
金属のこすれる音がした。
腕に冷たいものがあるのを感じる。
恐る恐る腕を見る。
そこには、銀の鎖があった。
それは足にもついていた。
「なんで…」
そして今さら気がついた。
首に巻かれている鎖が私を支えていた柱に縛られてあることを。
私、もしかして…
「監禁されてる…?」
そう思った途端、背筋が凍った。
動こうとしても全くびくともしなかった。
頑丈な鎖で…私は縛られている。
逃げるのは不可能、だ…
「恭平…っ」
あそこで油断した私がバカ、だったんだ。
目を開けた私は暗い部屋にいた。
電気がなく、かろうじで窓から入ってくる光が灯りになる。
確か私、恭平にキスされて…
それから何かの薬を飲まされて…
そこからは覚えていなかった。
私はとにかく動こうとした。
…しかし。
金属のこすれる音がした。
腕に冷たいものがあるのを感じる。
恐る恐る腕を見る。
そこには、銀の鎖があった。
それは足にもついていた。
「なんで…」
そして今さら気がついた。
首に巻かれている鎖が私を支えていた柱に縛られてあることを。
私、もしかして…
「監禁されてる…?」
そう思った途端、背筋が凍った。
動こうとしても全くびくともしなかった。
頑丈な鎖で…私は縛られている。
逃げるのは不可能、だ…
「恭平…っ」
あそこで油断した私がバカ、だったんだ。