彼のことが好きになってしまったんですが。
「お、奈津子お疲れ~」
装飾の美海のもとへ戻る。
「メニューどんな感じ?」
「いい感じだよ♪
明日試作するんだ~」
「いいね!
味見は私に任せてよ(笑)」
と話しながらも、美海の手は止まることなく作業してる。
美海は美術センスが高い。
今回も、クラスのコンセプトが決まった時点で何枚かイメージ画を描いてた。
そのどれもがすごくって!
もう一つになんて選べないくらい!