彼のことが好きになってしまったんですが。


え、江藤君!
手がぁ~!!


「ほら、急がなくちゃ!!走らないとやばいかも…?」


時計を見ると、え、もう15分!?

普段歩いて20分くらいだから、ほんとだ、やばい!!


「大原さん、走ろう!!」

「うん!」


そこからは、時間との戦いだったけど、江藤君はずっと手を離さないでいてくれた。
< 97 / 182 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop