お前の居場所は俺んとこ




「ごめん、待った?」


「まあまあ待った。」


「そこは嘘でも“待ってない”って言ってよー。」


私がいうと、間宮くんは、あの綺麗な顔で笑う。


「嘘だって。さっき来たとこ。
んじゃ、行くぞ。」


「うん。」


私たちは笑顔で歩き出した。



< 100 / 365 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop