お前の居場所は俺んとこ




「えっ、りゅう?」


「ちょっと外出よう。」


りゅうの一言で、三人で外に出る。


「で、りゅう、嘘だよね?」


パーティー会場の外にあるベンチに座ると、私は訪ねる。


「嘘じゃない。ほんと。
梨依が好き。」


「えっ。」


もう頭が真っ白で何も考えられない。

りゅうが私のこと好き?
え?何いってるの?嘘でしょ?



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