お前の居場所は俺んとこ
「りゅう、知り合い?」
「ああ。
小さい頃、よく遊んでくれた。」
「あんなちっちゃかったのに、もう立派になって。
次は、俺のライバルか。」
「優兄もなんだ?」
「そりゃ、こんな良い女、
好きになるに決まってんだろ。」
「だよな。」
「ああ。
んで、挨拶終わったのかよ?」
「終わってないよ。
いろいろありすぎて。」
「んじゃ、四人で行こうか。」
「すげぇ豪華なメンバーだな。」
りゅうが言う。