お前の居場所は俺んとこ




「申し訳ございません。
満点は取れませんでした…。」


私がそういうと、今まで机に向いていた視線が私に注がれる。


「何してるの、何で満点がとれないの?
あなたらしくないじゃない。」


お母様は私に近づいてきて、私の頬をビンタした。


「……申し訳…ございません。」


「謝ってる暇があるなら、勉強しなさい!」


「……はい…。
失礼します。」


私は深く頭をさげ、部屋を出た。



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