●全力妄想少年●
【再会の序奏】
7月を迎えプールの授業が待ち遠しくなるようになった。
生きもの係は相変わらず毎日続け、それとともにクラスメイトからの人望が右肩上がりに高まっていった。
「あの曲」に関しては、学校の先生、友人、家族、色んな人に聞いて回ったが、皆首を傾げるばかりで挙げ句の果てに「小林くんは音痴だからね…」と僕の音感のなさのせいにされてしまった。
そんな中、一つ変化。
協力者が現れたのだ。
生きもの係は相変わらず毎日続け、それとともにクラスメイトからの人望が右肩上がりに高まっていった。
「あの曲」に関しては、学校の先生、友人、家族、色んな人に聞いて回ったが、皆首を傾げるばかりで挙げ句の果てに「小林くんは音痴だからね…」と僕の音感のなさのせいにされてしまった。
そんな中、一つ変化。
協力者が現れたのだ。