●全力妄想少年●
早起きして中西さん家前のゴミ置き場を毎日チェックするようになって一週間。

その日も同じようにゴミ置き場を覗き、彼女がいないのを見てがっくり肩を落としていた。



「小林くん……何してるの?」



そこへ突然、後ろから聞き慣れない声が聞こえてきたのだ。
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