●全力妄想少年●
「なに?」
「一つ。近所のおじちゃんに聞いたら、そんな美人なホステスがいるのは、駅前周辺のクラブだろうって。」
ふむふむ、と僕は赤鉛筆で連絡帳に「駅前」とメモをする。
僕らの住む町は近くに大学もあれば商店街もある賑やかな町で、交通の便も非常に良い。
「で、駅前と言うと候補は2つあるのは分かるわよね?」
僕は頷く。
バスで40分ほどの距離にある県内で一番大きい駅と、自転車で20分ほどで着く私鉄の駅だ。ちなみに私鉄の終点駅は学校からすぐ近くにある。
それぞれ方向は全然違うが、どちらも小学生は立ち入り禁止の繁華街である。
「どちらの駅前かが分かればだいぶ助かるんだけど……女の人はどっちから来たのかな?と思って」
「一つ。近所のおじちゃんに聞いたら、そんな美人なホステスがいるのは、駅前周辺のクラブだろうって。」
ふむふむ、と僕は赤鉛筆で連絡帳に「駅前」とメモをする。
僕らの住む町は近くに大学もあれば商店街もある賑やかな町で、交通の便も非常に良い。
「で、駅前と言うと候補は2つあるのは分かるわよね?」
僕は頷く。
バスで40分ほどの距離にある県内で一番大きい駅と、自転車で20分ほどで着く私鉄の駅だ。ちなみに私鉄の終点駅は学校からすぐ近くにある。
それぞれ方向は全然違うが、どちらも小学生は立ち入り禁止の繁華街である。
「どちらの駅前かが分かればだいぶ助かるんだけど……女の人はどっちから来たのかな?と思って」