君愛。

家で一人、肩に青い蝶のタトゥーシールを張って、しばらく経ち完璧にくっ付くと肩を鏡越しに見る。


すると、鮮やかな青い蝶のタトゥーが肩にあった。
雄大と同じ物が、同じ位置に。



嬉しくて、私はずっとタトゥーを眺めていたけれど、流石に寒くなってきて服を着直した。


部屋に戻ると、スマホの中に保存してある雄大との写真を見た。


私は幸せだな、と思うと同時に眠気が襲って来て、
自然と瞼が閉じ、眠りに落ちていった。


____そして、気が付くともう朝が来ていた。


この日は休日だったため、私は雄大に連絡を入れて
お気に入りのワンピースに身を包むと雄大の家へと向かった。



気分は上がっていて、私の足取りは軽かったため、気が付くと雄大の家の前だった。


インターホンを鳴らすと、直ぐに雄大が笑顔で出迎えてくれて私は雄大の家の中へと入っていった。