先 輩 へ 愛 を 叫 べ .。
03 恋の真実
りんside/
夏乃「りん、涼太先輩いるよん」
昼食中、夏乃があたしに
言ってきた。
・
その言葉に吊られるようにして、
あたしは中庭に
目線を下げた。
女の子の人だかりに、
中心にいるのは
お兄ちゃんと、涼太先輩。
・
夏乃「モテモテっすね-」
隣で夏乃が羨ましそうに呟く。
・
すると同じ廊下にある
理科室に美流先輩と
美流先輩の友達たちが、
入っていくのが見えた。
・
夏乃「そういえば、美流先輩って
相当ヤバいらしいよ」
夏乃が小声で言った。
・
りん「ヤバい?」
夏乃「そうそう。元彼も
うっじゃうじゃいるらしいし―…」
何か良くない噂だってことは、
あたしにも理解できた。
・
夏乃「ちょっとさ、理科室覗いてみない?」
りん「は、ダメダメ。
バレたら怒られるよ!」
夏乃「え-、面白くないな-」
そう言うと、夏乃は
持っていた小銭を
理科室の方へ投げた。
・
りん「あ」
夏乃「あ-りゃ、こりゃ
取りに行くしかないね-ww」
ニヤニヤしながら
夏乃は理科室のドアに近づく。
・
夏乃「ほら! りんも来てみ!!」
あたしの腕は、
夏乃によって、
理科室のドアまで誘導された。
・
夏乃「りん、涼太先輩いるよん」
昼食中、夏乃があたしに
言ってきた。
・
その言葉に吊られるようにして、
あたしは中庭に
目線を下げた。
女の子の人だかりに、
中心にいるのは
お兄ちゃんと、涼太先輩。
・
夏乃「モテモテっすね-」
隣で夏乃が羨ましそうに呟く。
・
すると同じ廊下にある
理科室に美流先輩と
美流先輩の友達たちが、
入っていくのが見えた。
・
夏乃「そういえば、美流先輩って
相当ヤバいらしいよ」
夏乃が小声で言った。
・
りん「ヤバい?」
夏乃「そうそう。元彼も
うっじゃうじゃいるらしいし―…」
何か良くない噂だってことは、
あたしにも理解できた。
・
夏乃「ちょっとさ、理科室覗いてみない?」
りん「は、ダメダメ。
バレたら怒られるよ!」
夏乃「え-、面白くないな-」
そう言うと、夏乃は
持っていた小銭を
理科室の方へ投げた。
・
りん「あ」
夏乃「あ-りゃ、こりゃ
取りに行くしかないね-ww」
ニヤニヤしながら
夏乃は理科室のドアに近づく。
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夏乃「ほら! りんも来てみ!!」
あたしの腕は、
夏乃によって、
理科室のドアまで誘導された。
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