先 輩 へ 愛 を 叫 べ .。
01 涼太先輩
りんside/
___太陽が照りつける芝生。
賑やかなスタンド。
・
グラウンドでは、汗を光らせ
ゲ-ムをプレイする青年たち。
その日も無事、勝利を収めた
サッカ-部は、
試合が終わった途端に
たくさんの女の子に囲まれた。
・
___あたしもあの中に入りたいな...
何度思ったことだろう。
・
るい「ほら、りん」
後ろでお兄ちゃんが
大太鼓を両手にあたしを呼んだ。
・
るい「涼太のとこに行きたいのは解るけど
応援部は片付け、片付け」
りん「は-い」
お兄ちゃんは、あたしの
想い人を知っている。
・
というより、恋愛相談に
乗ってもらっている。
夏乃「りん、旗の片付け行こ」
・
太鼓の片付けが終わると、
次は旗。
そういうしていると、
サッカ-部に顔を出すなんて
絶対に不可能な時間に。
・
るい「じゃあ、みんなお疲れ」
やっと片付けが終わると、
もうサッカ-部も引き上げの準備中。
・
夏乃「チアリ-ディング部は
片付け少なくていいよね-」
りん「女の子っぽくて
すごい可愛いし」
あたしがサッカ-部の
松田涼太先輩に恋をしたのは、
・
今から丁度1年ほど前のこと。
部活の練習中のことだった。
・
___太陽が照りつける芝生。
賑やかなスタンド。
・
グラウンドでは、汗を光らせ
ゲ-ムをプレイする青年たち。
その日も無事、勝利を収めた
サッカ-部は、
試合が終わった途端に
たくさんの女の子に囲まれた。
・
___あたしもあの中に入りたいな...
何度思ったことだろう。
・
るい「ほら、りん」
後ろでお兄ちゃんが
大太鼓を両手にあたしを呼んだ。
・
るい「涼太のとこに行きたいのは解るけど
応援部は片付け、片付け」
りん「は-い」
お兄ちゃんは、あたしの
想い人を知っている。
・
というより、恋愛相談に
乗ってもらっている。
夏乃「りん、旗の片付け行こ」
・
太鼓の片付けが終わると、
次は旗。
そういうしていると、
サッカ-部に顔を出すなんて
絶対に不可能な時間に。
・
るい「じゃあ、みんなお疲れ」
やっと片付けが終わると、
もうサッカ-部も引き上げの準備中。
・
夏乃「チアリ-ディング部は
片付け少なくていいよね-」
りん「女の子っぽくて
すごい可愛いし」
あたしがサッカ-部の
松田涼太先輩に恋をしたのは、
・
今から丁度1年ほど前のこと。
部活の練習中のことだった。
・