肉体的に弱い彼女と精神的に弱い彼氏










「…ん」


「…」


さらさらと、私の髪の毛を
撫でる手のぬくもりが伝わってくる


「…あ、おはよ…」

「おはよう」


どうやら私より先に
理玖が起きてずっと撫でていたようだ


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