毒舌で、尚且つイケメン。
そんなタイプの人間が相手役のストーリーはたくさんあります。だけど、この作品の彼はそれだけではない。毒舌だけど、恋愛関係にはピュアで、尚且つ紳士的。
ところどころ見せられるやさしさに、ギャップを味わいながら、苦手だと思い関わり合いにならないようにしていたのに惹かれていくめぐみの気持ちがよくわかります。
そして、不器用。ここはすごくポイントだと思います。
前作の両親も出てきて、そこもひそかに楽しませていただきました。そして、そんな二人に育てられたから、こういう男の子に育ったのだというのも納得。
ドキドキしながらも、ところどころに笑いを誘うエピソードも織り込まれており、とても楽しい作品でした。