心アルバム~3年間の軌跡~
思い出しながら笑っていると準備中だったことを思い出した。
慌てて時計を見るともう家を出ないと遅刻しちゃう時間。
「うわ、やっば!!お母さん、お父さん、いってきまーす!!」
「気をつけなさいねー。」
「おーう。」
久々の通学路の景色なんか悠長に眺めながら歩く暇はない。
沙知….、あんたのせいでいつもいつも。
学校着いたら一発叩いてやろう。
私はそう思いながら学校へと全力で走った。