幼馴染みと魔法の恋!?
ふぅ、疲れた。
簡単そうに見えて以外にも疲れるんだよねー(笑)
「れお兄ぃー!帰ったよー」
あれ?れお兄がいない…。
おかしいな…、、今まではこんなことなかったのに。
過保護なれお兄は、瞬間移動で帰る時は必ず玄関で待っているのに……。
どうしよう何か胸騒ぎがする…!!
『ガチャ』
「れお兄!!!!!」
お店と休憩室を挟む廊下にれお兄が血を流して倒れていた。
これってもしかして……!?
「ねぇ、れお兄?!
しっかりして!!ねぇってば!!!
私を置いていくの??1人じゃいやだよぉ………っく…ひっく……ウゥ」
どうして…。何があったの?
私のせい??
もう嫌になる。れお兄がいないと私………。
そ、そうだ病院!!
「プルルル‐ガチャ−
す、すいません!!!
お兄ちゃんが倒れてるんです!」
今すぐ行きますと、救急隊員の人が言った。
「…り……あ………っ、
……おれ…………がす…き…だ……」
え?聞き取れなかった…
「ねぇれお兄?何て言ったの?
ねぇ、死なないで……っく…ひっく…」
れお兄、死なないで…。
私、れお兄がいなくなったら生きていけないのに…。