二回目のプロポーズ
・第一章・

初めてのプロポーズ


「僕と結婚してください!」

「はい!よろしくお願いします・・・」

その時の僕は今まで生きてきたなかで一番幸せでした。

「え?本当に!」

「本当だよ〜もうずっと待ってたんだからね!」

「じゃあ、左手出して」

「あ!はい」

そういって彼女の左手に婚約指輪をはめると・・

「嬉しい・・・ありがと」

彼女の両目にはいっぱいのうれし涙

「これから、ずっと一緒にいてください。」

彼女を力いっぱい抱きしめる

「はい・・・」

でも、彼女は僕のことを忘れてしまった。
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