二回目のプロポーズ
・第二章・
2人の夢
もう今年も残すところ5日世間は年越しに向けてにぎわっている
「裕也、大晦日どうする?」
塾も雪と同じとこに行っているので学校がなくても毎日のように二人は一緒に居た
「初詣、雪と二人で行きたいな〜」
「じゃあ、うちに来れば?お母さんには言っとくから」
「え!いいの?」
「うん、裕也ならいいよ」
「じゃあ、お言葉に甘えてお邪魔します!」
「了解!」
「じゃあ、夕方ぐらいに来て、ご飯食べて神社行こ!」
「おう!でも12時まで時間ながくないか?」
「うーん・・・じゃあ勉強でもする?」
「えー、大晦日雪の部屋まで行って勉強はないわ〜、テレビとかみとけばすぐだ」
「もう!今日の模試大丈夫だったの?」
「・・・・おうよ!」
「何判定?」
「B」
「まあまあだね、大晦日ぐらいは勉強はなしにしますか」
「ふう〜雪はきびしいな」
「油断大敵!お互いの夢が叶うまで!」
雪が指をビシッとこちらに向けて言う
「だな!」
「じゃあ、大晦日待ってるから」
「おう!じゃあ」