二回目のプロポーズ
そして大晦日当日
「ふう〜やっぱり寒いな」
もう雪の家に着くところ
「あーきたきた!裕也〜」
雪が玄関先で待っていてくれた
「雪!寒いんだから家の中で待っといてくれればいいのに風邪ひくだろ」
「いいの!好きで待ってたんだから!」
「・・・まったく、ストレートすぎ雪」
「裕也、顔真っ赤だよ」
「雪のせいだろ!」
雪の家には何回か来ている、雪のお母さんとはよく話す。
「お邪魔します、これうちの母からです」
そういって母さんから預かってきたおせちを渡す
「裕也君いらっしゃい!ありがとね、寒かったでしょ?」
「はい、少し雪が降ってます」
「もう!いつまで2人話してんの!裕也は座ってて、お母さんは私とおせちをつくるよ!」
「手伝うよ?」
「裕也はお客様なんだから座ってる!」
「・・・わかった」
雪のエプロン姿に見惚れる俺・・・
「将来の俺の奥さんがおる・・・」
「はう!もうなにいってんの!」
「あらあら、お母さんは邪魔者かしら?」
「もう!お母さんまで」
こうして今年最後の一日がすぎていく